2018年04月25日

蓄電池でピークシフト!深夜の安い電力を使おう

大手の電力会社では、電気料金の単価が日中は高めに、夜間は低めに設定されています。これは日中と夜間の電力供給にはそれほど大きな差がないにもかかわらず、需要には格差があるため、昼間の電力消費を抑えて、夜間の需要を増やす「ピークシフト」を目的として設けられている制度です。

したがって一般消費者にとっては、同等の電力を使用するのなら、夜間により多く使用するほど、電気料金を節約できることになります。蓄電池があれば、夜間に電力を蓄えて日中に使うことで、安価な「深夜の電力」を日中に利用できるようになります。

■電気は昼間高く、夜安いことを知っていましたか。

東京電力などの大手電力会社では、夜間の電気料金を大幅に値下げする電気契約プランを提供しています。例えば同社の「スマートライフプラン 」では「割安な夜間の電気を上手に使ってスマートに暮らす」というキャッチフレーズのもと、午前6時~午前1時までの昼間は25.33円/kWhに、それ以外の夜間は17.46円(2018年4月25日時点)に設定されています。(契約には条件がございます。)

同じく「夜の時間帯の電気ご使用量が多いお客さまに」と銘打たれた「夜トクプラン」のうち「夜トク8」の場合には、午前7時~午後11時までの昼間は32.14円、それ以外の夜間は20.78円、「夜トク12」の場合には午前9時~午後9時までの昼間は33.76円、それ以外の夜間は22.55円(2018年4月25日時点)となっています。

いずれも夜間の電気料金が3割以上も低く設定されており、家庭内の電力利用を夜間にシフトできれば、大幅に電気料金を節約することができるのです。昼間は家に人がいない共働き家庭などが、夜間料金が安いプランの主な対象ですが、最近では工夫によりなるべく夜間の電力使用量を増やそうとする世帯も増えています。

■深夜のおトクなプランは旧大手電力会社だけ

これまで段階を踏んで進められてきた電力小売の自由化ですが、2016年には一般家庭向けも自由化されており、以降はさまざまな企業が電力の小売事業を展開しています。新しい事業者の多くが独自の電力契約プランを設定している中、夜間の電気料金が低いプランを提供しているのは、 主に旧来の大手電力会社だけという状況です。

大手電力会社にはもともと、国民の生活や企業の経済活動を支えるインフラとなるよう、電力の安定供給が義務づけられてきました。停電などが起きないよう、電力を安定的に供給するためには、ピーク時の需要を上回るだけの発電量を確保する必要があります。

十分な発電量を保有するためには発電所や変電所などの施設を建設し、さらには需要を予想して発電設備を稼働させておくことが欠かせません。また火力発電や原子力発電の場合、電圧や周波数の安定した「品質のよい電気」を作り続けるためには、一度稼働させると、需要が減ったからといって発電量を落とすなどの調節は難しいという特性があります。そのため昼間のピークを賄えるよう、発電量を増やすと、夜には電力が大きくあまってしまうので、ピークシフトを目的とする料金設定の必要性が高いのです。

現在では新たに電力市場に参入した新電力の販売が伸びる中、夜間のおトクな料金設定は縮小されつつありますが、前項で紹介したとおり、工夫によってはまだまだ大きな節約効果を生み出すことが可能な料金プランは存在しています。

■ピークシフトが進まなければ電力が無駄に

電力の需要を時間帯別で見ると、夏場は冷房の需要が増える日中にピークを迎え、冬場は暖房や照明が多く使われる夕方にピークが訪れます。一方、家庭の需要は家族の在宅時間に大きく影響されるので、夏場も冬場も、家族が帰宅する夕方にもっとも増大します。

夜間電力を割安に設定するのは、ピークシフトを促進してこういった昼夜の需要をなるべく平均化するためです。蓄電池がなければ、発電された電力のうち、利用されることなくあまってしまった分は、消えてしまいます。特別に蓄電設備を導入しなければ、夜間に増える余剰電力は無駄になってしまうのです。

家庭でこの「消えてしまう電力」を利用できるのが蓄電池です。夜間に充電しておいた電気を昼間使うことにより、家庭内の電力使用のピークを日中から夜間にシフトすることができるのです。夜間の電気利用については、「タイマーをセットして食洗機を夜利用する」「洗濯機を夜間に回す」などの工夫が知られていますが、生活時間帯に合わないことや音が近隣の迷惑になることなど、さまざまな問題がありました。蓄電池を導入すれば、そういった問題を生じることなく、夜間の電気を昼間利用できることになります。

蓄電池といえば、これまでは「災害時に発生する大規模停電に対する備え」というイメージが先行し、また導入費用がそれなりに高額であるため、防災意識の高い人向けという印象がありました。しかし最近では価格が下がってきたため、夜間電力の利用による経済効果も期待できるようになってきました。さらに、太陽光発電と組み合わせることによる自家消費も可能になっています。様々な効果が期待できる蓄電池、この機会に検討をされてはいかがでしょうか。

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